抜けるような青い空に青い海。おいしい食べ物に、心くすぐる可愛い小物たち。
初めて来たはずなのになぜか懐かしい気持ちになる・・・
そんな不思議な魅力を持つ国ポルトガル。
ポルトガルってどこにあるの?どんな特徴があるの?
そんなあなたに知ってほしい、ポルトガルの基本情報をまとめてみました。
ポルトガルの国情報
正式国名:ポルトガル共和国 (葡)República Portuguesa (英)Portuguese Republic
人口:約1,029万人(2019年、ポルトガル国立統計院・東京都より少し少なめ)
面積:91,985平方キロメートル(日本の約4分の1・北海道より少し大きめ)
首都:リスボン市(人口:約50.6万人)
言語:ポルトガル語 (観光地やホテルでは英語が通じることが多い)
宗教:キリスト教カトリック
日本との時差: 日本より-9時間(サマータイム3月最終日曜日~10月最終日曜日の期間は、-8時間)
ポルトガルの渡航情報
ビザ(査証):観光目的の場合、90日以内の滞在なら不要。ただし、シェンゲン協定加盟国内に既に滞在している場合は、その日数も90日にカウントされます。シェンゲン協定加盟国内の滞在期間は、「あらゆる180日間における最長90日まで」と決められています。
パスポート:入国時、滞在日数+90日以上の有効期間が必要。
出入国カード:不要
通貨:ユーロ
硬貨は、1、2、5、10、20、50セント 1、2ユーロ
紙幣は、5、10、20、50、100、200、500ユーロ
タクシーや個人営業のお店などでは、50ユーロ以上の紙幣はおつりがないと断られることもあり。5~20ユーロ紙幣を持っておくことがおすすめ。大きいお買い物はクレジットカードが便利です。
クレジットカード:VISA、Masterが主流。JCBはほとんど使えるところがありません。クレジットカードで支払う際は、4桁の暗証番号が必要になるので、ご旅行前に確認しておきましょう。
両替:町の中では日本円を両替できる場所は多くありません。銀行では両替できますが、手数料が高くなります。ポルトガル到着時に空港で両替するか、日本であらかじめ両替しておくことがおすすめです。
ATM:クレジットカード(VISAかMaster)をお持ちの場合は、ATMでのキャッシングがおすすめです。都市でも地方でも、町の中心地やショッピングセンター、銀行に24時間利用可能なATMが設置されていますので、現金が必要になった時に気軽に引き出せるのが魅力。(為替レートやキャッシング手数料は、お使いのクレジットカードにより変わりますので、事前に確認しましょう。)
ほとんどのATMでは、同じカードで1回(または1日)200ユーロまでしか引き出せませんのでご注意を。※空港などでは200ユーロ以上引き出せるATMもありますが、手数料も高くなります。
チップ:チップは必須ではありません。レストランやホテルなど、良いサービスを受けたことへ感謝の気持ちを示したいと思ったら渡しましょう。決まったパーセンテージなどはありませんが、目安としては例えば、カフェで軽食をした場合は1ユーロ、一般的なレストランの場合は2ユーロ、高級レストラン(120ユーロ以上のメニュー)の場合は5ユーロ前後が妥当です(全て1人当たり)。カフェや一般的なレストランなどでは、釣銭をそのままテーブルに置いてお店を出るといいでしょう。高級レストランなどでは、お会計の後、一言お礼を添えて渡すとお互い気持ち良い食事となるでしょう。枕銭は基本的に必要ありません。スタッフに直接お礼をしたいと思ったら、一言添えて渡しましょう。
ポルトガルの気候や服装
気候:日本の夏より暑すぎず、日本の冬より寒すぎないポルトガルは、年間を通して旅行のしやすい国です。冬から4月頃までは雨が降ることが多いので、旅行をするなら5月~10月がおすすめです。
服装:街歩きを楽しみたい方はカジュアルな服装がおすすめ。高級ブランドを身に付けて街を歩くポルトガル人はあまり多くないので、バッグやジュエリーなど分かりやすいブランド品を身に付けているとスリや詐欺のターゲットになりやすいのでご注意を。また、石畳が多いため、歩きやすい靴を選びましょう。おしゃれしてお食事に出かける場合は、ホテルからレストランまでタクシーを使うと良いでしょう。
カトリック教徒の多いポルトガルでは、教会はとても神聖な場所です。観光客として教会の中に入る場合でも、ノースリーブや短パンは出来るだけ避け、帽子やサングラスも取りましょう。大きな声で話すことも避けましょう。
季節別の気候や服装についてはこちらの記事もご覧ください。↓↓
ポルトガルの世界遺産
ポルトガルでは、16の文化遺産と1の自然遺産がユネスコの世界遺産に登録されています(2020年7月時点)。
古代ローマ帝国時代からイスラム統治時代、そしてその後のポルトガル王国の建国から大航海時代まで、多くの歴史の舞台となったポルトガルの地。
その魅力を世界遺産を巡りながら感じてみましょう!
リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔(1983年)
バターリャ修道院(1983年)
トマールのキリスト教修道院(1983年)
アソーレス諸島のアングラ・ド・エロイズモの町の中心地区(1983年)
エヴォラ歴史地区(1986年)
アルコバッサ修道院(1989年)
シントラの文化的景観(1995年)
ポルト歴史地区、ルイス1世橋およびセラ・ド・ピラール修道院(1996年)
コア渓谷とシエガ・ヴェルデの先史時代の岩絵遺跡群(1998年、2010年に拡張)
マデイラ島の照葉樹林(1999年)
アルト・ドウロ・ワイン生産地域(2001年)
ギマランイス歴史地区(2001年)
ピコ島のブドウ畑文化の景観(2004年)
国境防衛都市エルヴァスとその要塞群(2012年)
コインブラ大学・アルタとソフィア(2013年)
マフラの王家の建物・宮殿、バシリカ、修道院、セルク庭園、狩猟公園(タパダ)(2019年)
ブラガのボン・ジェズス・ド・モンテ聖域(2019年)
ポルトガルの祝日・お祭り・イベント
【2021年のスケジュール】※赤字は祝日です。
2021年1月1日:新年(Dia de Ano-Novo)
2021年1月6日:王様の日(Dia de Reis)
2021年2月16日:カーニバル(Carnaval)
2021年3月8日:国際女性デー(Dia Internacional da Mulher)
2021年3月19日:父の日(Dia do Pai)
2021年4月2日:聖金曜日(Sexta-Feira Santa)
2021年4月4日:イースター(Páscoa)
2021年4月25日:自由記念日(Dia da Liberdade – 25 de Abril)
2021年5月1日:メーデー(Dia do Trabalhador)
2021年5月2月:母の日(Dia da Mãe)
2021年5月13日:聖母出現祭(Aparição de Nossa Sra. de Fátima aos 3 Pastorinhos)
2021年6月1日:こどもの日(Dia da Criança – Dia Mundial da Criança)
2021年6月3日:聖体祭(Corpo de Deus)
2021年6月10日:ポルトガルの日(Dia de Portugal)
2021年6月13日:聖アントニオ祭(Dia de Santo António)
2021年6月24日:聖ジョアン祭(Dia de São João)
2021年6月29:聖ペドロ祭(Dia de São Pedro)
2021年8月15日:聖母被昇天祭(Assunção de Nossa Senhora)
2021年10月5日:共和制樹立記念日(Implantação da República)
2021年11月1日:万聖節(Dia de Todos os Santos)
2021年11月26日:ブラックフライデー(Black Friday)
2021年12月1日:独立回復記念日(Restauração da Independência)
2021年12月8日:聖母受胎祭(Dia da Imaculada Conceição)
2021年12月25日:クリスマス(Natal)
まとめ
ポルトガルの基本情報をまとめてみましたが、いかがでしたか。
ぜひ次のご旅行の参考にしてみてくださいね。
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