キッチンをポルトガル色に!ポルトガルのキッチン雑貨10選

キッチン=料理をするところ。

日々の食事を作る大切な場所でもあるキッチン。パパっと作って、食器を片付けて。
便利で実用的な道具を揃えるのはもちろんのことですが、せっかくいるなら心癒される空間にしたいですよね。

派手なデコレーションをしていなくても、ただ置いてあるだけでホッとしたり、可愛らしい佇まいにキュンとしたり、いつものキッチンをイイ感じにチェンジしたいのなら、ポルトガルのキッチン雑貨がぴったりです。

今回は、ポルトガル人家庭で出会った調理グッズやお土産にもしたくなる可愛いキッチン小物をポルトガル人のライフスタイルと織り交ぜて、ご紹介していきます。

こだわりが詰まったポルトガルのキッチン雑貨たち

キッチンと一言で言っても、日本でも昔ながらの和モダンなものから海外直輸入のスタイリッシュなものまで色々あるように、ポルトガルの台所も家庭ごとにその人の好みや使い勝手によって千差万別です。

ポルトガル人はインテリアをはじめ、自分の家をいかにこだわってデコレーションするかに重きを置いているように感じます。

ある昔ながらの家庭のキッチンでは、棚は彫刻を施した木製であったり、壁は鮮やかなポルトガルタイル「アズレージョ」をアクセントに加えていたり、伝統的な細工を尊重している印象です。

一方で、一見モノトーンなモダンなキッチンであっても、ポルトガルを代表する食器「ボルダロ・ピニェイロ(Bordallo Pinheiro)」の野菜や果物、生き物たちをリアルに模ったオブジェで空間を飾り上げたり、コンロや棚の上に小さな昔ながらの家々のミニチュアが置かれていたりと、昔と今を上手く調和させたセンスのよさが伺えます。

それは、ポルトガルのキッチン雑貨が素朴でありながらも、洗練されているからかもしれません。

ここからは、ポルトガルの家庭で今でも使われている調理グッズとポルトガル色満載のキッチン小物を見ていきましょう。

きらきら輝く!カタプラーナ鍋

美食のポルトガル料理のアイコンともいえる「カタプラーナ鍋(Cataplana)」

そのルーツを記す、はっきりとした歴史的な資料は見つかっていませんが、北アフリカに誕生のヒントがあるようです。

カタプラーナ鍋は、銅でできた亀の甲羅を2つ合わせたような蒸し料理用の鍋です。
留め具でしっかり固定が出来て、片方に具材をたっぷり詰めることができます。
その原型は、日本でもヘルシーで、素材のうまみが味わえると人気になったモロッコの「タジン鍋」ではないかといわれています。

タジン鍋は粘土を焼き上げたものですが、低温でゆっくり火を入れたり、密閉して蒸したりする調理方法に共通点が多いのです。

カタプラーナ鍋の料理、その名も「カタプラーナ」は、古くからポルトガル南部・アルガルヴェ地方で特に食されていました。8~12世紀のアラブ人支配時代の影響を大きく受けたこの土地と北アフリカとの関係から一番信憑性の高い説です。

現在は工業化されているカタプラーナ鍋。昔は熟練した職人が一つ一つ手作業で仕上げていました。当初は銅ではなく、亜鉛で出来ていたそうです。

銅に変えたことで、熱伝導が格段に上がり、全体にまんべんなく火が通って、素材の持つ味を最大限に引き立てることができるようになりました。今では大きさのバリエーションも豊富で、一人鍋サイズから大人数で楽しめるものまで色々あります。

カタプラーナ鍋に向いているのは、やはり新鮮なシーフード。

定番はアサリのワイン蒸しです。その他に、エビや鱈にじゃがいもといったポルトガル版ブイヤベースとして、観光客にも人気のポルトガル料理になりました。
(印象として、オリジナルの南部地方以外では、リスボンや海沿いの街のレストランで提供されているイメージで、あまり内陸では見かけないように思います。)

魚介の出汁がぎゅっと詰まっていてとても美味しいので、現地のレストランメニューに「cataplana」と見つけたら、ぜひぜひ試してみてください。

カタプラーナ鍋に限らず、リスボン市内の昔ながらの日用品店を覗くと、さまざまな銅製品が売られています。
例えば、アヒージョを作るのにぴったりな小鍋や煮込み料理にぴったりの大鍋など。
ローマ人支配の時代から何千年もの間使われてきた銅は、ポルトガル人には当たり前の存在です。

それを伺えるのが、王宮や貴族の館の厨房部分。使用人が大量の食事を作っていた広いキッチンを見学していると、そこには銅製の大きな鍋やフライパンがずらりと壁にかけられています。

今はポルトガルでも日本と同様に、鉄やテフロン製の調理道具が主流ですが、昔ながらのキッチンが残る家庭では、銅鍋がオシャレに飾られていることもあります。

カタプラーナは日本でも、ポルトガル料理専門店で味わうことができます。

ネットで、カタプラーナ鍋も購入できちゃいますよ。使わないときはキッチンに飾っても、雰囲気が出ますし、自分好みのカタプラーナを作ることができるので、いつもの食卓が華やかになるアイテムです。

直火でじっくり!トーストフライパン トハデイラ

右端にあるのが、トハデイラ

ポルトガルの家庭では毎朝、お気に入りのパン屋さんで焼きたてのパンを買いにいきます。
(大型スーパーでまとめ買いする人もいます。)

住んでいる地区には、必ず数軒のパンやペイストリーを売るお店兼カフェがあるのが当たり前のポルトガル。

日本人が食パンを日常的に食べるのと比べて、ポルトガルでは両側がくちばしのようにツンとした「パォン・デ・ビッコ(Pão de Bico)」が定番です。薪で焼いたビッコは、より風味豊かになるので人気だそうです。
(バターロールのようなクロワッサンや日本より小さめの食パンもあります。)

ポルトガルでは、その日のパンはその日に食べきるがモットー。

でも、どうしても残ってしまって少し固くなってしまったパンは、トースト(トハーダ、torrada)にして、バターを塗って食べたり、「ミーガス(migas)」という日にちのたったパンと青菜や豆を合えた料理を作ったりして食べきってしまいます。

いずれにしても、パン焼きトースター「トハデイラ(torradeira)」はポルトガルのキッチンには欠かせません。

そんなポルトガルでもあまり見かけなくなったのが、丸型の直火トースター。

ブリキ製で、フライパンのように持ち手が付いていて、使いやすいです。いくつも穴が開いているのが特徴で、まんべんなく、一気にパンの表面をカリっと焼き上げてくれます。
(ただし火力が強すぎると、すぐ焦げるので要注意!)

電気のトースターが発明される19世紀頃までは、直火で焼くのが当たり前でした。

「今は電気のトースターがあるのだし、そっちの方が便利じゃない?」と思うのも一理ありますが、少しずつじっくりと焼きあがるトーストを見ていると、心に余裕が生まれて幸せな気持ちになります。

冷めないうちにポルトガルの可愛いお皿にさっとのせて、少し濃いめの焼目がついたトーストにバターをたっぷりのせて食べたのなら、さらに幸せなひとときを過ごせそうです。

パン以外では、お餅を焼くのにも便利。コンロ周りにぶら下げても雰囲気が出ます。
日本の大手ネットショッピングサイトで購入できますよ。

びっくりな仕掛け?!チョリソー焼き器

ポルトガルの友人宅で夕食に招かれた時、その友人がなんの躊躇もなく、陶器製の皿の上でチョリソーを焼いている光景に驚いたことがあります。

普通、チョリソーなどソーセージ類を焼くのならフライパンかホットプレート、BBQであれば、外でグリルの上で焼くイメージしかなかったので、陶器の上で豪快に焼かれるチョリソーを前に目がくぎ付けになりました。

この陶器は、ポルトガル語で「アサドール・デ・ショリッソ(Assador de Chouriço)」と言います。日本語に直訳すると「チョリソー焼き器」です。

毎回、ソーセージ類をこの道具で焼くわけではなく、イベントの時や客人を招いた時などに登場することが多いそうです。

グラタン皿のような楕円形の受け皿に網目状のアップルパイのように施された上部が合わさっていて、その上にチョリソーを置いて、下に40度以上の蒸留酒をセットします。あとはマッチなどで火をつけるだけ。メラメラと青い炎がたち、香ばしいにおいが立ち込めます。

焼くというよりは、お酒でにおい付けして炙る感じだそうです。
器自体は、手作り感たっぷりの可愛らしい見た目。使う頻度は少なくても、キッチンのインテリアとして置いてもいいですね。

驚きと同時に、相手を楽しませるポルトガル人の「おもてなし」文化に触れた夜でした。

調理の仕方はぜひ、動画をご覧ください。(Youtubeより)

実用的でオシャレ!調味料立て

※イメージ

日本の飲食店でも、テーブルの上に醤油や塩こしょうをお好みで使えるように置いていることがありますが、ポルトガルではお酢とオリーブオイル、塩こしょうが定番です。ポルトガル語で、調味料立てを「ガリェテイロ(Galheteiro)」と呼びます。

ポルトガルでは、肉・魚料理にレタスと薄切りにした玉ねぎや人参、トマトがのった味なしのサラダが添えられていることが多いのですが、シンプルにお酢とオリーブオイル、塩こしょうで味付けをして食べます。

そのためか、レストランのテーブルにはお酢とオリーブオイルの容器がペアになった入れ物が当たり前のように置いてあります。

主にステンレス製で受け皿から容器まで出来ているのがほとんどですが、その容器の部分は、ガラスで出来ていたり、受け皿は木製であったりと種類豊富です。

お酢用とオリーブオイル用の容器がすっぽり入って、中央には持ち手も付いているので移動しやすく、洗うことも出来るので清潔です。

日本でも都内の雑貨店などで、オリーブオイルをパンにかけたり、カルパッチョにかけたりするのに便利なオイルボトルを見かけることも多くなりましたよね。

これとは別に、ハンドペイントのかわいい陶器製の塩こしょう入れも、愛らしくてオススメです。

ティータイムを飾る!ミルクピッチャー レイテイラ

※イメージ

電気ケトルや電子レンジが普及して、あまり見かけなくなったブリキ製のミルクピッチャー「レイテイラ(leiteira)」。童話の赤毛のアンやアルプスの少女ハイジのキッチンに出てきそうな年季の入ったイメージがぴったりです。

ポルトガルの一部の家庭では今でも、ちょっとお茶をするときにお湯を沸かしたり、ミルクを温めたりするのに使われています。

用途は本来のものとは違っていても、花を生けて花瓶にしてみたり、ガラス製や陶器製のオシャレなピッチャーは、冷水やジュースをいれてみたりと楽しみ方はいろいろ。日常のさまざまな生活シーンに応用できるのも魅力です。

※イメージ

ティータイムに合うステンレスで揃えたティーセットも素敵。銀で出来ているものであれば、より重厚感とリッチな雰囲気を醸し出します。

ポルトガルでは、昼食と夕食が遅めなので、その間の17時くらいに「ランシェ(lanche)」といって、日本のおやつタイムのような時間があります。

ランシェには、ささっとトーストやエッグタルトをつまむこともあれば、友人とおしゃべりしながらティータイムなんてことも。さまざまなシチュエーションにも、ミルクピッチャーやステンレス製のティーセットはちょっと贅沢で、優雅な気分にさせてくれます。

キッチンの片隅にさりげなく置いてあっても、堂々とした存在感ありのアイテムですね◎

ナチュラルに恋して!木製のキッチン雑貨

ポルトガル各地で見られるオリーブ畑の風景。

そして、リスボンやポルトの都会の街並みからは想像がつかない緑豊かな森林が広がるポルトガル内陸部。日本人にも馴染みの深い木材には、金属製の道具にはない温かさやぬくもりがありますよね。

ポルトガルの木工芸品は、大自然の野趣あふれるデザインから普段使いにいいスタンダードなタイプまで、用途に合わせた形と木目を生かしたつくりで、同じものは一つとしてありません。

自分だけのお気に入りを探せるのも魅力ですね。

数ある木製のキッチン雑貨の中でもオススメなのが、パンやチーズを切ったり、生ハムを並べてそのまま出したりできる機能的で、オシャレなカッティングボードです。

マーブル模様が美しいオリーブの木や、白くて柔らかなパイン材(松材)など木目や木の風合いを生かしたものから出来ていて、置いているだけで慌ただしいキッチンの雰囲気を落ち着かせてくれます。

特にオリーブの木は油分が多く、使えば使うほどに艶が出てきます。

ユニークなデザインが多いのも特徴的で、ポルトガルの国民食バカリャウ(干し鱈)やポートワインの形をしたカッティングボードはお土産にも喜ばれそう。

カッティングボード以外にも、材質がかたくて丈夫なオーク材(ブナ科の木材)からは、スパイスを砕いたり、調味料を和えたりするのに重宝するスパイスグラインダーや、煮込み料理に最適な木杓や手にすっと馴染む木製のカトラリーもステキです。

ぬくもり溢れる!陶器のキッチン小物たち

キッチンに温かみを与えるアイテムがもう一つ。

ハンドメイドの陶器の小皿や置物は、どれにしようか迷うほどカワイイものばかり。
絵柄も一つずつ丁寧に手描きされているので、作り手の愛情が伝わってきます。

フランスやイタリアにだって負けないほど、オリーブオイルがとても美味しいポルトガル。そのオリーブの実も、大きくてフレッシュで、味がすごく濃いんです。

日本人にはまだまだ馴染みの薄いオリーブの実は、ポルトガル版梅干しと例えてもいいくらい、食卓にあるのが一般的です。レストランに入ると、パンと一緒に前菜として、おつまみとして供されます。

オリーブの実をポルトガル語では「アゼイトーナ(azeitona)」と言います。

このオリーブの実用の陶器「アゼイトネイラ(azeitoneira)」は、テラコッタ調のシンプルなものから、オリーブの花がペイントされているカワイイものまで、デザインも豊富です。

2つの丸型の皿がくっついたような形をしていて、片方には山盛りのオリーブの実。もう一方に、食べ終えた種を置きます。
オリーブの実に限らず、ミックスナッツや枝豆を盛ってもいい感じにまとまります。

同じく食卓やキッチンのスパイス棚がはなやぐ、ポルトガルの美味しい塩を入れる蓋付きの陶器ポット。
ベタに「sal=塩」や「açúcar=砂糖」とポルトガル語で大きく描いてあるだけなのに、なんだかオシャレ。
オレンジなど柑橘系の絵柄もあります。

厚めでぽてっとしたフォルムも、心をゆる~くしてくれそうです。

そして、ポルトガル各地のお土産店などにある粘土で出来たその地方独特の家のミニチュアや踊りや服装を表現した土人形もコロコロした手作り感がたまりません。

冷蔵庫にアズレージョタイルのマグネットをくっつけてもかわいいです。

キュンとする!かわいい布小物

ポルトガルの可愛らしい街並みをあしらったエプロン(A Loja Gato Preto)

プチプラ雑貨でも取り上げたポルトガルのシンボルたちをあしらった鍋つかみやキッチンタオルは気軽に楽しめるキッチンアイテム。気分をアゲるエプロンも市場の土産店で5ユーロくらいで買える小さめで実用的なものがオススメ。(ガーデニング用にも!)

ポルトガル定番のマスコット「バルセロスのガロ(雄鶏)」やアズレージョ柄のプリント物は、バラマキみやげにもってこい。安いからと言って見た目がダサいということはなく、自分用にも欲しくなるカラフルなものばかり。

一方で、雑貨専門店や織物問屋がオリジナルで作ったエプロンは、25ユーロ前後と高めではありますが、丁寧に縫い上げられていて、ポルトガルの家モチーフの柄や細かな刺繍がお見事です。付けても扉にかけていてもオシャレですよ。

ポルトガルの布製品は上質で、手織りの優しい肌触りが魅力的です。ワンポイントの刺繍やレースも素晴らしいので、お皿をふくのにも、フルーツやストック食品の上にかける布としても、それだけでいい雰囲気を演出してくれます。

パン好きにはたまらない!パンの巾着袋

実はヨーロッパで一番お米を消費しているポルトガル。
ちょっと、シンパシーを感じてしまいますね。
ポルトガルには、日本でも広まってほしい美味しいお米料理がたくさんあるんです!

でも、やっぱりパンも大好きなポルトガル人は、メイン料理に味が付いたごはんが付いていても、スープにつけたり、肉料理などのソースをパンですくって食べたりするほど。

食卓にパンは欠かせない存在なんです。

その証拠に、買ってきたパンを保存する巾着袋が作られています。
ポルトガル語でパンを意味する「Pão」(=パォン、日本語のパンの語源とされています。)と可愛く刺繍されていて、なんだか微笑ましいです。

可愛さだけではなく、布製のパン袋を使うことは環境にやさしいエコな取り組みとして注目されています。ビニール袋削減のためにマイバッグを持ち歩くように、ポルトガルではパンを入れる紙袋を減らすため、昔からあった習慣を見直し始めています。

パンのための布袋のイメージはこちらのリンクをご参照ください。

Saco para pão em algodão 1 | Isilda Parente | A Vida Portuguesa

面白いパン袋もあります。

一見すると三角ナプキンを折りたたんだような布を広げると、丸くブーケを開いたようにスペースができて、一つ一つパンをしまえるちょっと変わったユニークなもの。
ただパンをカゴにいれて並べるより、見た目が華やかになるのでパーティー向きのアイテムです。

大切に使っていきたい!手編みのカゴたち

ポルトガル各地に点在する小さな村で、受け継がれてきたカゴ編みの技術。
一つ一つ心を込められて編まれたカゴを使えば、自然と穏やかな気持ちに包まれます。

日本でも手に入るポルトガルメイドのカゴを2つお届けします。

1つ目は、ポルトガル南部・アルガルヴェ地方の海辺の漁師町で作られている葦で出来た丸型のカゴです。

一説には漁師が捕れた魚を入れていたとも言われていますが、パンを保存するために使われていたそうで、スライドする蓋と短めの持ち手が可愛らしい特徴あるカゴなんです。

入れる用途によって大きさを選べます。大中小と揃えても面白いかもしれませんね。
果物や根菜などを保存してもいいですし、簡単なサンドイッチと飲み物を入れてピクニックバスケットとしても使えます♪

2つ目は、ポルトガルの山形?!「フンダォン(Fundão)」で作られている栗の木から出来たカゴです。

この町はポルトガル中部に位置し、ポルトガルNo.1のさくらんぼの名産地です。

このカゴは、そのたわわに実るさくらんぼの収穫に使われたもので、軽くてもしっかりとした丈夫なつくり。白とこげ茶のコントラストが美しいイッピンです!

四角くて深さもあるカゴなので、袋菓子など少しかさばるものもすっぽり入っちゃいます。煩雑になりがちなキッチンの袋物もスッキリと整理できて、エレガントにまとめられちゃいますよ♪

どちらのカゴも、東京の国立市と長野県松本市に実店舗をかまえる「世界のカゴアミドリ」さんで購入することができます。(※仕入れのタイミングで、品切れの場合もあります。)
カゴ好きには夢のようなお店。オンラインショップもやっています。

世界のカゴアミドリのHP:ポルトガル 世界のかご カゴアミドリ

キッチン雑貨に出会えるお店

ポルトガルがギュッと詰まった朝食プレート

大型スーパーマーケット

ポルトガル最大手スーパー「コンチネンテ(Continente)」やフランス発のスーパー「アウチャン(Auchan)」とそのグループブランド「ジュンボ(Jumbo)」などの大型スーパーには、食品部門以外にインテリアやキッチン小物を扱うコーナーがあります。

各社プライベートブランドのオリジナル雑貨も充実していますが、ポルトガル人が普段使う調理グッズや小物も豊富に取り揃えています。

手頃な値段なので、ちょっと試してみたい調理グッズにも手が出しやすく、種類が多いので選択肢が増えるのも、スーパーで探すメリットです。

リスボンであれば、地下鉄レッドライン(Linha Vermelha)の「オリエンテ(Oriente)」駅近くの「ヴァスコ・ダ・ガマショッピング(Vasco da Gama Shopping)」や、1日いても楽しめる地下鉄ブルーライン(Linha Azul)の「コレージオ・ミリタール(Colégio Militar)」駅すぐの「コロンボショッピング(Centro Colombo)」の中にあるスーパーが広くてオススメです。

少し毛色を変えたい時は、スペイン発の百貨店チェーンですが、ポルトガルで数少ないデパート「エル・コルテ・イングレス(El Corte Inglés)」の食料品コーナーにも、少しリッチで掘り出し物的な食品や雑貨を探すことができますよ。

【店舗情報】コンチネンテ ヴァスコ・ダ・ガマショッピング店 (Continente Vasco da Gama Shopping)
住所:Av. Dom João ll, Lote 10502, Centro Comercial Vasco da Gama, Lisboa
営業時間:8:00~24:00
定休日:なし

公式HP:コンチネンテ

【店舗情報】エル・コルテ・イングレス リスボン店 (El Corte Inglés)
住所: Avenida Antonio Augusto Aguiar, 31 Lisboa
営業時間:10:00~22:00 ※金、土は23:30まで営業
定休日:なし

公式HP:エル・コルテ・イングレス

※地下鉄ブルーライン・レッドラインの「サン・セバスティアン(São Sebastião)駅直結。

メイドイン・ポルトガルにこだわったセレクトショップ

プチプラ雑貨の特集でもオススメしたリスボンを中心に数店舗展開する「ア・ヴィーダ・ポルトゥゲーザ(A Vida Portuguesa)は、ジャーナリストのカタリーナ・ポルタス(Catarina Portas)による昔から愛用されてきた古いポルトガル製品に関する調査から生まれたブランドです。

2007年の立ち上げから、ポルトガル国内の老舗メーカーと協力して、過去の製品を再販したり、古くても「新しい」商品を開発したりしています。

特に雑貨を中心に取り扱っているシアード地区にある店舗は、古いポルトガルを「再発見」するというお店のコンセプトにぴったりな佇まいです。そのブランドや製品を知らない観光客でも、懐かしいパッケージに心惹かれたり、比較的手頃な値段で一生モノの商品に出会えたり、ポルトガルの歴史を肌で感じられる店内が人気です。

ホームページでは、こだわりのキッチン雑貨もたくさん紹介しています。
見ているだけでも楽しくなるので、ぜひチェックしてみてくださいネ!

◆プチプラ雑貨の記事はこちらから→ 絶対欲しくなる!ポルトガルのプチプラ雑貨10選~前編~ / 絶対欲しくなる!ポルトガルのプチプラ雑貨10選~後編~

◆かわいいポルトガルのキッチン雑貨がいっぱい!ア・ヴィーダ・ポルトゥゲーザのキッチン雑貨特集ページ→ Loja | A Vida Portuguesa

【店舗情報】ア・ヴィーダ・ポルトゲーザシアード店(A Vida Portuguesa Chiado)
住所: Rua Anchieta 11, Chiado, Lisboa
営業時間:月~土 10:00~19:30 日11:00~19:30
定休日:なし

公式HP:ア・ヴィーダ・ポルトゲーザ

独創的なデザインが目を惹くインテリア雑貨店

店名の「黒猫」がトレードマークの「ガット・プレット(Gato Preto=ポルトガル語で黒猫という意味。)」は、ポルトガル全国のショッピングモールで必ず見かけると言っていいほど人気のインテリアショップです。

お店オリジナル商品が多く、キッチン雑貨も他では見ない斬新なデザインばかり。

お店の名前の通り、猫をモチーフにした雑貨も多く、日本の茶瓶や茶碗をオマージュした食器類が販売されていたこともある、流行とポルトガルの伝統をミックスした商品が毎回来ても飽きさせないんです。

リスボンであれば、先ほども紹介したコロンボショッピングセンター(Centro Colombo)やヴァスコ・ダ・ガマショッピング(Vasco da Gama Shopping)に店舗があります。

【店舗情報】ア・ロージャ・ド・ガット・プレット コロンボショッピングセンター店(A Loja do Gato Preto Centro Colombo)
住所:Centro Comercial Colombo Av. Lusíada Lisboa
営業時間:10:00~23:00
定休日:なし

公式HP:ガット・プレット

まとめ

※食卓イメージ

ポルトガルらしさ輝く、キッチン雑貨たち。

欲しくなっちゃいましたよね?

いつものキッチンが、ポルトガルのキッチン雑貨が仲間入りしただけで、ポルトガルの太陽のように明るい気持ちになれるかもしれません。

今のキッチンに満足な人も、そうでない人も、キッチンがただ料理をするところではなく、小さな陶器の小物や自然の風合いが心落ち着く調理グッズに囲まれたら、ますます料理が楽しくなる場所に変わると思います。

昔から使われていて、時代に合わせて少しずつ形を変えても、受け継がれてきたポルトガルの調理道具やキッチン雑貨たち。

自分たちの文化と習慣とは違う国のものでも、一緒になれば調和して、一生大事に使いたくなるものばかり。
いつもの日常がちょっとハッピーになるグッズに出会えると、キュンとします!

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