ポルトガル語学習にもオススメ!ポルトガル映画の世界

最近、テレビ番組や雑誌の特集などで取り上げられるようになってきたポルトガル。

じわじわとその魅力が注目されている今だからこそ、まだまだ知られていないポルトガル映画の世界に浸ってみるのはいかがでしょうか。

また、すでにポルトガルに興味があって「ポルトガル語を学びたい!」と思っているのなら、まずはポルトガル映画を見てみませんか?

ポルトガル語に興味があって、習い始めたけれど・・・難しい文法にちょっと行き詰っているのなら、テキストを置いて、ポルトガル映画を見てブレイクしましょう。

コロナ禍でまだまだ海外旅行が自由にならない今、ポルトガル映画を見れば、ちょっとした旅行気分も味わちゃえますよ。

画面に広がるポルトガルの美しい街並みと感情豊かな登場人物たちの織りなす描写は、言葉に出来ない感動を与えてくれます。

そんな”映画映え”するポルトガル。海外映画のロケ地に選ばれるのも納得なんです!
今回は、あまり知られていない魅力的なポルトガル映画の世界へとご案内します。

ポルトガル映画ヒストリー

イベリア半島最西端・ロカ岬

ポルトガル映画は、ポルトの商人だった「アウレリオ・パース・ドス・レイス(Aurélio Paz dos Reis)」が1896年11月に、『キネマトグラフォ・ポルトゥゲス(Kinematografo Portuguez)』というエンターテイナーショーで披露した超短編映画(およそ1分程の作品)がはじまりとされています。

アウレリオは”ポルトガル映画のパイオニア”として知られ、その当時には無かった彼のアバンギャルド(前衛的)な作品の数々に、人々は圧倒されたといいます。

彼の作風はフランスの映画の第一人者「リュミエール兄弟」の作品のレプリカとされていて、本業以外にもアマチュアの写真家や映画コレクターでもある多才な人物でした。

その後、ポルトガル映画業界は時世の影響を一身に受けることになります。

ポルトガル映画全盛期と言われる1918年から24年の間には、35本の映画が作られ、映画館は新しい娯楽の中心地となり、人々の活気で満ち溢れていたそうです。

イギリスの喜劇王チャップリンの無声映画の影響で、ポルトガルでもコメディ映画が好んで制作されるようになり、ポルトやリスボンに次々と大手映画会社が生まれます。

1933年のコメディ映画『リスボンの歌(A cançao de Lisboa)』が成功を収めた同じ年に、サラザール首相による長い独裁体制が始まると、次第にポルトガル映画もドイツやイタリアのように独裁政権のプロパガンダ(宣伝)として利用されていきます。

1940年代には、日本でも名が知られるポルトガル映画界の巨匠「マノエル・ド・オリヴェイラ(Manoel de Oliveira)」監督のデビュー作『アニキ・ボボ(Aniki-Bóbó)』(1942)が公開され、当時のファシズム体制に抗う「ネオレアリズモ」作品の先駆けとなりました。2015年に106歳で亡くなるまで、数多くの作品のメガホンを取り、国内にとどまらず、世界にポルトガル映画の魅力を広めました。

1974年の独裁体制の終焉後、ポルトガル映画はこれまでとは違った新しい技術やストーリー構成に方向転換していきます。検閲もない自由な表現がやっと出来るようになったのです。

それからは、独裁政権打倒のための軍事クーデター「カーネーション革命」(1974)や1960年代の植民地アフリカでの泥沼の戦いなど、真実を語ることが許されなかった独裁政権時代を題材にした映画の公開が目立つようになります。

一方で、1998年にポルトガル語圏初のノーベル文学賞を受賞した作家「ジョゼ・サラマーゴ(José Saramago)」の作品が多く映像化されています。豊かな感情表現や独特の世界観が素晴らしいポルトガル文学の要素が随所に散りばめられています。

サラマーゴ原作の映画は日本をはじめ、世界的に知られているものも多く、彼が提唱する唯一無二の哲学と社会に対するメッセージが込められた印象的な作品ばかりです。

特に、日本人俳優も出演したハリウッド映画『白の闇(ブラインドネス)』(2008)原題「O Ensaio sobre Cegueira(盲目についての覚書)」は、謎の病によって世界中で突然人々が失明していくという衝撃的なストーリーが話題を呼んだパニック映画の金字塔です。

この作品では、単に失明する”恐怖”だけではなく、早々に「感染症」だという誤った認識が広まり、徐々に人間の本性がむき出しになっていく”恐ろしさを”描いたものです。

2020年に新型コロナ感染症が世界的に流行したことで、再びこの作品がメディアで取り上げられました。日本語訳の文庫本も発売されています。

そして、ポルトガル映画には欠かせないポルトガルの国民的音楽「ファド」(fado=運命という意味。)が世界に知られるきっかけとなった映画があります。

フランス制作の『過去を持つ愛情(Les Amants du Tage)』(1956)です。

※フランス語の「Tage」はスペイン中央部からリスボンまでを流れるイベリア半島最長の「テージョ川」のことです。

映画には、「ファドの女神」の称号を持つ”ポルトガルファドのレジェンド”「アマリア・ロドリゲス(Amália Rodrigues)」が登場します。劇中で彼女が歌う『暗いはしけ(Barco Negro)』は、その情感豊かな力強い歌声が人々の心を掴み、ポルトガルを代表する音楽「ファド」と「アマリア」の名前を世界中に知らしめた名曲です。

彼女の没後10年(2009年)を記念して制作された『アマリア』(2008)原題「Amália Filme」では、ポルトガルの有名俳優陣たちによって、幼少期から亡くなるまでの激動の生涯が描かれました。(日本未公開)

あくまでアマリアの伝記を基にしたフィクションだったそうですが、家族からは事実と異なると酷評されてしまった、少し曰くつきの作品です。

ポルトガル映画には、ファドが挿入歌として出てくることがよくあります。

1994年制作の『リスボン物語(Lisbon Story)』には、透きとおるような美声を持つ有名なファドグループ「マードレ・デウス(Madredeus)」が本人役で登場しています。

極上の景色と音楽だけでも、うっとりしてしまう魅惑のポルトガル映画。

現実は財源が乏しく、上映される市場も小さいのですが、国際的に評価される”オンリーワン”な映画を生み出し続けています。

ポルトガル語をたっぷり聴ける!厳選ポルトガル映画

ポルトの街並み

ポルトガル語を勉強している人で、文法はクリアしても実際にしゃべるのはなかなかハードルが高いという時は、まず視覚や聴覚からポルトガル語を吸収してみませんか。

映画の中では、日常的な朝食シーンからロマンチックな愛の告白、学校や街中で繰り広げられる人々の他愛もない会話など、一見平凡でありながら、実際に会話するときに役立つポルトガル語のフレーズがたくさん聴こえてきます。

映画の内容は難しくても、少しでも知っている単語が聴こえたら、ちょっと嬉しくなりますよね。

ここからは、ヨーロッパのポルトガル語(いわゆる、ポルトガルやアフリカで話されるイントネーション)をメインに学べるポルトガル映画をいくつかご紹介します。

今回はご紹介しませんが、ブラジル映画もイントネーションや多少の単語の違いがあるにしても、同じ『ポルトガル語』を聴いて学ぶことができます。興味のある方はぜひ見てみてくださいね。

もちろん、ポルトガル語を勉強する目的でなくても十分楽しめますよ!

『ポルトの恋人~時の記憶~』(2017)139分 原題「Lovers on borders」

待望の新作となった日本・ポルトガル合作映画。

今作は、日本を愛したポルトガル人で、もう一人の”ラフカディオ・ハーン”と呼ばれた「ヴェンセスラウ・モラエス(Venceslau Morais)」の半生を綴った『恋の浮島』(1983)、天正遣欧使節の少年たちが辿った運命をフィクションとドキュメンタリーでまとめた『アジアの瞳』(1997)に続く3作目の日葡合作映画です。

構想は3年に及び、この作品で初めて日本人監督・舩橋淳がメガホンをとりました。

映画やドラマでの演技が度々話題になる演技派俳優・柄本佑とフランス語やイタリア語などを流暢に話すマルチリンガル俳優・中野裕太が日本人キャストとして登場しています。

ヒロインは、1960年代当時ポルトガルの植民地であったアフリカ諸国との植民地戦争を題材にし、世界的な評価を受けた『熱波』(2012)原題「Tabu」に出演した「アナ・モレイラ(Ana Moreira)」です。

リスボン大地震後の姿をそのまま残すカルモ教会

1755年にポルトガルを襲ったリスボン大地震と2011年に起きた東日本大震災後の世界が舞台の、時空を超えた2つのパートで物語が進んでいきます。

18世紀のポルトガルパートでは、日本人があまり知ることのなかった日本人奴隷の歴史について触れており、21世紀の日本パートでは、静岡県・浜松市を舞台に日系ブラジル人の出稼ぎ就労の現実について取り上げています。

両パートに共通するのは、交錯する「憎しみ」や「愛情」。

そして、セリフのポルトガル語にはストーリーを導く”キーセンテンス”となるフレーズが度々聴こえてきます。

1つ目は、「ジャポネイラ(Japoneira)」です。

ポルトガル語で「椿」のことで、「カメレイラ(Cameleira、カメリアの木)」と言う場合もありますが、ジャポネイラの方がより一般的に使われています。

椿は、大航海時代に日本からポルトガルに種が持ち込まれたとされ、土壌が合ったポルトガル北部を中心に広く育てられるようになったと言われています。

「日本の薔薇(Rosa do Japão)」という別名もつくほど、椿はポルトガル人にとっても、一軒家の庭先や公園に植えられている親しみのある花なのです。日本人だと知ると、「ジャポネイラという日本ゆかりの花があるよ。」と教えてくれるポルトガル人もいました。

椿の花言葉も映画の世界観とリンクするものがあり、劇中では2つの国を結びつけるシンボル的存在になっています。

そして、2つ目は「ファド(fado)」です。

ファドは、哀愁漂うポルトガルギターの音色とファディスタ(fadista=ファド歌手のこと。)の魂の歌声が、聞く人の心を揺さぶります。

そのファドを歌うシーンが、映画に奥行きを持たせてくれています。

時代を超えた愛と復讐=「ヴィンガンサ(vingança)」(これが3つ目のキーワードにして、映画の最大のテーマだと思います。)を壮大に描いたドラマチックな映画ですが、決してドロドロしたものではなく、原題の「lovers on borders」にあるように、困難な状況=境界線(border)に立ち向かう希望も込められた作品です。

ロケ地は、世界遺産の街ギマランイス(Guimarães)やポルト(O Porto)など北部が中心。行ったことがある人には、ここ知ってる!と思わず言いたくなる場面も。

少し重めなテーマですが、ポルトガル語が存分に味わえる映画で、ヨーロッパのポルトガル語とブラジルのポルトガル語両方を聴くことができるのもオススメポイントです。

公式HP:映画『ポルトの恋人たち 時の記憶』

映画の舞台ポルトについての詳細記事はこちらから♪ 世界遺産の町ポルトは見どころ満載!歴史地区の必見スポット一挙紹介

『ボルドーの領事』(2011) 90分 原題「O Cônsul de Bordéus」

ヴィアナ・ド・カステロのシンボル「サンタ・ルジア教会」

こちらの映画は、後に「ポルトガルのシンドラー」とも称されたポルトガル人外交官「アリスティーデス・デ・ソウザ・メンデス(Aristides de Sousa Mendes)」の勇気ある行動を後世の人々の記憶に残すためのものです。

※シンドラーとは、第二次世界大戦でのユダヤ人救出を描いた世界的に有名な映画「シンドラーのリスト」のモデルとなった実在するドイツ人実業家オスカー・シンドラーのことです。

ソウザ・メンデスは、1885年に貴族の裕福な家庭に生まれます。

コインブラ大学卒業後は、外交官としてのキャリアを積んでいきました。そして、1938年にドイツ支配下のフランス・ボルドーの領事に着任します。

第二次世界大戦では、中立を宣言していたポルトガル。当時の首相サラザール(António Oliveira de Salazar)によって、ユダヤ人をはじめとする避難民へのビザ発給が禁止されていました。

しかし、ユダヤ人などのナチズムによって迫害を受ける人々の窮状を間近に見ていた彼は、本国からの命令に逆らう形で、1940年7月に約3万人分の無償ビザを発給したのです。(その半分が、ユダヤ人でした。)

今では、国民が選ぶ「偉大なポルトガル人」の上位リストに入っているソウザ・メンデスですが、当時は世間からも身内からも非難を受け、ポルトガル帰国後の彼の人生は、経済的にも精神的にも非常に苦しいものでした。

戦後、イスラエルより「ホロコーストからユダヤ人を救った正義の人」として名誉が回復され、本国でも1998年に功労勲章が授けられました。

撮影地は、この映画のプロデューサーが携わった別の映画との関連から、ポルトガル北部のヴィアナ・ド・カステロ(Viana do Castelo)という街が選ばれました。ここには、ソウザ・メンデスの名が付いた広場もあります。
また、もう一つの舞台であるボルドーの街に負けないくらい美しい街であることも理由の一つになっているそうです。

日本でも、オスカー・シンドラーやソウザ・メンデスのように多くの難民を救った「日本のシンドラー」こと、外交官の「杉浦千畝」が近年取り上げられました。

この映画に描かれた時代(サラザールの独裁政権など)ついて詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてどうぞ ⇒ ポルトガルの歴史④~王政の終焉とサラザール時代~

ご紹介した2本以外にも、ある少年が幻影に憑りつかれてしまったファンタジー映画で、マノエル・ド・オリヴェイラ監督の『アンジェリカの微笑み』(2010)原題「O Estranho Caso da Angélica」や、アフリカでの植民地戦争の過酷さを兵士の目線で撮った同監督映画『ノン、あるいは支配のむなしい栄光』(1990)原題「Non, ou a Vã Glória de Mandarなど、日本でも公開され、オリジナル言語がポルトガル語の映画はまだまだあります。

あまりの美しさにうっとり!ポルトガルが舞台の映画

リスボン中心部・アルカンタラ展望台からの眺め

街中のどこを切り取っても絵になるポルトガルでは、映画の情景を美しく引き立てるロケ地の宝庫。
フォトジェニックな景色ばかりのポルトガルは、海外映画業界からも一目置かれています。

その中でも、オリジナル言語はポルトガル語ではないのですが、とっておきのポルトガルが舞台になった映画をご紹介します。

『リスボンに誘われて』(2013)111分 原題「Comboio Noturno para Lisboa」

「パスカル・メルシエ(Pascal Mercier)」こと、スイス人哲学者・作家の「ピーター・ビエリ(Peter Bieri)」が出版した世界的ベストセラー小説『リスボンへの夜行列車(Nachtzug nach Lissabon)』(2004)が原作となっています。

スイスのチューリッヒで暮らす中年の高校教師ライムントが、ある日、出勤途中に橋の欄干の上で思い詰めた表情で立ち尽くす少女を助けたことから物語がスタートします。

物語の中心は、1930~70年代の「エスタード・ノーヴォ(O Estado Novo=新体制という意味。)」と言われたサラザールの独裁政権時代に生きた1人の青年の人生に焦点が当てられています。

今でも、あまりこの時代のことを多くは語らないポルトガルで、映像を通して、当時の人々の葛藤や苦しみなど、時代背景が繊細に表現されている貴重な映画です。

このテーマは、ポルトガルの歴史上で重要な出来事の一つなので、要チェックです!

ライムントが歩くリスボンの街並みや海岸線の絶景まで、様々な表情を登場人物の心情と共に見せてくれるので、自分もその景色と物語の一部に入り込んだように思える演出も見どころ。

欲を言えば、全編ポルトガル語だったら、もっとよかったのに!と個人的には思いましたが、時より出てくるポルトガルらしい温かみのある景色を見ているだけでも、まるでポルトガルにいるような気分にしてくれるステキな映画です!

原作の小説は、日本語に翻訳されています。外国人から見たポルトガルの歴史の断片を映画と本と両方で楽しめますよ。

公式HP:リスボンに誘われて

『ポルトガル、夏の終わり』(2019)100分 原題「Frankie」

アメリカ・ポルトガル・フランス合作映画。

余命わずかと悟った大女優の主人公フランキーが、大切な家族や友人を避暑地に呼び寄せて、最後のバカンスを過ごすという物語。

少し癖のあるフランキーは残された人々のことを思い、一計を案じます。しかし、次第に彼女が理想するシナリオとは違った筋書きが用意されていました。

何でも分かっていると思っていた家族や友人にも抱えている悩みや思いがあり、集まった人それぞれの人間模様を織り交ぜた群像劇のようなタッチですが、見ている側に詳細な関係性は明かされません。
どんな人生を歩んできたのかは、想像にお任せな演出も素晴らしいです。

シントラ・レガレイラ宮殿の庭園

映画の舞台は、実在するポルトガルの避暑地・シントラ(Sintra)。イギリスの詩人バイロンが「この世のエデン」と賛美した世界遺産の街です。王宮や貴族の館など気品あふれる建物が並んでいる街の中心部は、おとぎ話の世界のように可愛らしい雰囲気です。

シントラ山脈の深い森の中にそびえる、ポルトガル王家の夏の離宮「ペナ宮殿」やイスラム時代の面影を残す泉など、次々とシントラの美しい景色が映されるので、片時も目が離せません。

本当に一瞬ですが、時より聴こえるポルトガル語も情緒があって、フランキーの子どもたちが真剣な会話をしている後ろで、見事な美しさを放つアズレージョタイルがポルトガルらしさを演出し、セリフに華を添えているように思えます。

はじまりからラストシーンまで、本当にシントラの魅力がたっぷり詰め込まれているので、今すぐ行きたくなってしまいます!

「人生の終わりに、こんな素敵な街に出会えたら幸せだろうな~。」と、素直にそう思わせてくれる作品でした。

公式HP:映画『ポルトガル夏の終わり』公式サイト

映画に登場する景色やお店がいっぱい!シントラの詳細な記事はこちらからどうぞ♪ 世界遺産の町シントラ-風光明媚な景観の中にある個性的な建造物たち

この2作品以外にも、ポーランド制作の映画『イマジン』(2012)原題「Imagine」は、オールポルトガルロケで、俳優の国籍も様々、ほぼ英語のセリフという異色の映像作品です。盲目の男女2人がリスボンの街で出会い、互いに惹かれあっていくロマンチックなストーリー。太陽の光をたっぷりと浴びたリスボンの街並みが作り出す映像美も素晴らしいのですが、主人公たちが耳にする街中のさまざまな「音」の表現にも驚かされる作品。

最後に、ポルトガルがロケ地だった意外な作品を一つ。2021年公開の綾瀬はるか主演の映画『奥様は、取り扱い注意。』のロケ地は、首都リスボンでした。ポルトガルは、最近になって日本の俳優やモデルの写真集の撮影にも使われていて、日本でのポルトガル人気にますます目が離せませんね。

まとめ

リスボンのケーブルカー(グロリア線)

ポルトガル映画の世界、掘り下げたらまだまだ奥が深そうですね。

私たちが普段気づかないような日々の小さな出来事の大切さや大変さを過去の歴史や社会問題とも絡めて、演者の絶妙な間合いと美しい風景で魅せてくれるポルトガル映画。

アクション映画やホラー映画のように、息をのむシーンやスリルさはあまり無いかもしれません。

でも、決して派手過ぎず落ち着いていて、ミニシアターでじっくり見るからこそ、登場人物それぞれの思いと繊細な動きが心に響くのがポルトガル映画の醍醐味だと思います。

まだまだ、日本未公開のポルトガル映画は多いですが、各地で開催されるフィルムフェスティバルや旧作映画を上映する名画座などで、少しずつではありますがポルトガル映画に出会えるチャンスが増えています!

映画は見る人それぞれに違った意見や感想があるものですが、ポルトガル映画は本当に終わった後もいろいろな考えが頭を巡り、「あのシーンには、こんな意味が?」「いや、こんな考え方もあるかな?」と1つには絞れない無限大の「答え」をくれる不思議な魔力を持っています。

※ご紹介した作品は、DVD化されていたり、映画配信サービス(NetflixやAmazon Primeなど)で視聴できたりするものがほとんどですが、一部はフィルムフェスティバルなど期間限定で上映されるものもあります。

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